PRODUCT
キャッパー
容器の中栓や蓋を打栓、巻締などの方法で締める装置


ABOUT
高いトルク精度と検知システムで高品質を提供
高精度の閉栓トルクやセンサーでの検査など取り扱いに精密さが求められる化学薬品ボトルに対して、高品質なキャッピング作業が出来る装置となります。サーボモーターで一定のトルクでキャップを締め、トルクセンサーでトルク値を出力し判定します。
また四爪式キャッパーヘッドでのスクリュー式キャッパーのほかに押し込み式、加締式など容器と蓋の種類によって対応した装置を製作ることも可能です。さらに一台のキャッパーで多種多様な蓋と瓶に対応したい場合は、キャッパーヘッドを切り替え可能機種にすることで実現します。
高精度の閉栓トルクで締付不良を削減
キャッパーのトルク精度は資材にもよりますがおよそ±0.3N・mになります。サーボモータで一定のトルクでキャップを締め、センサーでトルクの変化を監視し指定トルクまで締め付けます。万が一空回りによる締め付け不良が発生した場合、アラームで知らせます。
各検査センサーで歩留まりを改善
締め付けトルクをトルクセンサーで管理。管理範囲に入っているか監視できます。また斜め締めの不良を専用検知センサーで閉栓した瓶の高さを管理し、キャップが斜めに締まっている製品を検知しはじきます。
多種多様なキャップに対応
押し込み式やスクリュー式、加締式など容器と蓋の種類に応じたキャッパーをオーダーメイドで制作いたします。またキャッパーヘッドを変更できる仕様にすることにより、一台のキャッパー装置で多種類の蓋と瓶に対応できます。
キャップ供給機を追加で全自動仕様が可能
ターレット式装置でキャップを供給します。またカセット内のキャップがなくなったら自動的に別のカセットがセットされるような仕様にすることが可能です。
装置概要および特徴
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高精度の閉栓トルクで締付不良を削減
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各検査センサーで歩留まりを改善
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多種多様なキャップに対応
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キャップ供給機を追加で全自動仕様が可能
導入仕様例
機械名称 | 自動単式キャッパー |
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納入先 | 化学薬品メーカー様 |
能力 | 60BPH |
瓶種 | QT硝子瓶(φ93.5×H233.5×口内径φ26) GA (把手付)硝子瓶(φ168 ×H307.6×口内径φ27) PGA (把手付)樹脂瓶(φ168 ×H312.6×口内径φ27) |
キャップ種 | QT瓶用 (樹脂製φ41×H15 平パッキン付) GA瓶用 (樹脂製φ44×H15 平パッキン付) PGA瓶用(樹脂製φ44×H20 平パッキン付) |
キャップ供給装置 | 12本立カセット方式 QT瓶用 624個、GA瓶用キャップ 624個、 PGA瓶用キャップ 492個 |
締付方法 | メカ式 爪チャック機構 トルク調整はオートドライバーで行います。 (0.5~10.0 N・m の範囲でトルク可変) トルクモニター・設定器付 (クリーンブース内に設置) |
WORKS
納入事例
STEP
導入までのステップ
STEP01
お問合わせ・ご相談
まずはお問合せフォームから、ご検討中の内容をお聞かせください。
営業担当者からメールやお電話でご連絡差し上げます。
STEP02
ご要望のヒアリング
お打合せにて、お客様のご要望や課題・目的など、ヒアリングいたします。
お打合せは、ご訪問での対面打合せだけではなく、Web会議でのオンライン打合せも実施可能ですので、ご相談ください。
STEP03
基本設計
基本設計として、各種調査・装置の仕様検討を行います。
各種調査として、必要に応じて現地調査を行い、装置の設置環境・条件について詳しく調べていきます。
合わせて、見積金額の提示へ向けて、購入部品の検討も進めていきます。
ヒアリングにてお伺いした内容、調査結果をもとに、装置の計画仕様や、外観、サイズなどがイメージできるCAD図面など、ご提案資料を作成します。
STEP04
御見積書提出・確認
基本設計で検討した内容をもとに御見積書を提示いたします。
新規装置の場合は、ご提案する仕様をまとめた「見積仕様書」、装置のイメージを図面化した「全体計画図」などのご提案資料を合わせてご提出し内容をご確認いただきます。
STEP05
ご発注
お見積・提案内容についてご納得いただけましたら、お客様のご判断後、正式なご依頼確定となります。
STEP06
詳細設計
詳細設計を行い、装置の図面作成を進めていきます。
詳細設計で検討した内容をもとに、装置の概要・仕様を記載した「製作仕様書」、装置全体図や各部の寸法や形状、機構を図示した組立図などの「承認図」を作成します。
※装置改造の場合は、「改造仕様書」「改造組立図」を作成し、ご提出します。内容についてお客様との間で最終確認を行い、図面の承認をいただいた後、
製作図面を作成して詳細設計完了となります。
STEP07
装置製作
製作図面の作成完了後、装置製作を行います。
承認いただいた図面・仕様書に基づいて、部品や資材の購入・加工、組立、配線などの作業を行います。
STEP08
試運転・出荷前立会検査
当社工場内で試運転を行い、装置の動作に問題がないか、要求仕様を満足しているか、妥当性の確認をします。
社内検査後、お客様立会いのもと、出荷前立会検査を実施して、最終確認を行います。
STEP09
現地工事
現地への搬入・据付工事を行い、お客様立会いのもと試運転による最終的な妥当性の確認を行った後、装置の納品となります。
STEP10
完成図書提出・検収確認
現地への装置納品と、「納入図」、「取扱説明書」などをまとめた完成図書の納品をご確認いただいた後、検収確認を行っていただき、納品完了となります。
Q&A
よくあるご質問
お客様から寄せられるよくあるご質問を一覧にまとめさせていただきました
化学薬品では硝子瓶や樹脂容器(NOWPak®、クリーンバリア™ボトルなど)、様々な容器に対応した実績があります。
材質、サイズ共にご要望に合わせて対応可能です。
一部、化粧品や飲料品の容器にも対応しておりますので、詳しくはお問合せフォーム、または営業担当者へご連絡ください。
可能です。容器の搬送、供給、取り出しまで自動で行う装置など、ご要望に合わせて製作することができます。
可能です。多くのお客様がタッチパネルでの制御を導入しています。
保証期間は検収後1年間となります。
当社瑕疵による不具合発生については無償で対応いたします。
装置のレンタルは行っておりません。